皆さんこんにちは整骨院アークです!
皆さんは自律神経が乱れるとどうなるかご存知ですか?
多分自律神経失調症や心身症というものはどこかしらで聞いたことがあるかと思います。
私たちの心と身体は互いに密接に関係しており、
外部からのストレスは、自律神経系、内分泌系、免疫系に影響を及ぼします。
そして不安、イライラなどの「心理」やめまい、腹痛などの「身体」
攻撃的行動や依存症などの「行動」等々さまざまな形で現れてきます。
外部からのストレスや自分で作ってしまったストレスも含め、
自律神経にストレスがかかると、交感神経優位(興奮・緊張モード)の状態になります。
ストレスが続くと副交感神経の働きが低下し、なかなか疲労が回復しません。
またストレスがかかると副腎皮質からステロイドホルモンが出て、
血圧や血糖値の上昇など身体にさまざまな悪い影響を及ぼします。
自律神経の乱れが続くとやがて「不定愁訴」や「心身症」を発症します。
これらは、日常生活の生きづらさが身体症状として現れたものになります。
・【不定『愁訴』】とは
反復して起きている身体の訴えや症状のことで、
それがどこかの身体(器官)の病気の現れにはならないものです。
倦怠感や不眠、疲労感、多汗などの全身症状、イライラや不安・抑うつ気分、
パニック障害などの精神症状、局所の症状が区別されます。また自律神経失調症とは、
本来は、内臓を調整する自律神経系が体内でうまくコントロールされていないことによって
引き起こされる数々の症状を指します。
『愁訴』とは患者様の自覚的訴え、違和感だけを感じそれを口にすること
・【心身症】とは
身体疾患の中でその発症や経過に心理社会的要因が大きく関わり
臓器や器官に異常が現れる病態を「心身症」と呼びます。
ですが、神経症、うつ病など他の精神障害に伴う身体症状は除外されます。
例えば胃潰瘍は、『機能性ディスペプシア』と違い実際に胃に穴が開いている状態
そういう意味では単なる不定愁訴ではなく
ストレスの結果として身体が病気になっている――これが「心身症」という状態です。
『機能性ディスペプシア』とは
食べるとお腹が張る、もたれる、胃が痛いなどの症状があるのに、
検査をしても胃炎、胃潰瘍、癌などの病気は見当たらない