こんにちわ!
院長の松永です!!
九州では大雨が大変ですね、、
実は僕も出身は長崎なので心を痛めています。。。
大阪も先日雨が降ってから急に気温が下がり
そろそろ夏が終わって秋が来るのだろうなと感じています
さて今日は秋という季節が東洋医学に基づく考え方で
体に変化が出てしまうのかをお話ししようと思います。
まず、東洋医学は
「五行説」または「五行思想」というものがあります。
五行説は古代中国で唱えられていた自然哲学の思想のことで、
万物は木・火・土・金・水に分類された5つの元素からなるという考えです
そして、この5つの元素は互いに影響を与え合い、
その相互作用によって天地万物が変化し、循環していくという考えです。
この五行はありとあらゆるものに対応し、
人間の体も五行によって分類することができ、
体は「五臓」といわれる5つの器官に分けられます。
【肝(かん)】… 気や血をコントロールする、自律神経や新陳代謝の機能(季節:春)
【心(しん)】… 心臓機能だけでなく精神や思考など脳の働きも含む(季節:夏)
【脾(ひ)】… 食べ物の消化、栄養の吸収を助ける(季節:土用)
【肺(はい)】… 呼吸機能に関する機能全般(季節:秋)
【腎(じん)】… 成長、発育、生殖活動に関わる精気(季節:冬)
五行説により季節も5つに分類され、五臓にそれぞれ影響をもたらします。
季節によって引き起こしやすい体の不調が異なるとされているのです。
【春】 → イライラ、頭痛、倦怠感、生理不順など
【夏】 → 精神不安定、不眠、血圧の異常など
【土用】 → 消化不良、食欲不振、吐き気など
【秋】 → 呼吸不全、鼻水、鼻づまり、せきなど
【冬】 → 関節痛、脱毛、便秘、下痢など