こんばんわ! 院長の松永です。
本日はお灸についてお話ししようと思います。
だんだんと冷えが出てきたこの季節
お風呂につかると気持ちがよく、全身の緊張が緩んでいきます
施術においても温めることはとても重要です。
お灸は、一般的にモグサ(艾)をツボに置いて燃やし、
その温熱刺激によって体調を整える治療技術です。
お灸の起源は古く、日本には6世紀頃に仏教の伝来とともに伝わりました。
民間療法として広く浸透し、江戸時代には各地でお灸がブームになりました。
江戸時代の俳人・松尾芭蕉の「奥の細道」の序文にも、
「月日は百代の過客にして・・・三里に“灸”すゆるより、松島の・・・」
と詠まれており、三里とは膝の下にある「足三里」というツボを指し、
足の疲れやむくみ、胃腸を整える万能のツボで
当時は「足三里」にお灸をして旅をすることが一般的でそれほど身近なものだったようです。