セーバー病の痛みは、日常的に起こることは少なく、走ったり、ジャンプしたりしたときにあらわれます。
そのため、治療をせずに放置されることがありますが、
痛みがあるまま運動を続けると、
ふくらはぎの筋肉の力で引っ張られたかかとの骨がはがれて骨折する事態(剥離骨折)に発展する可能性があります。
子どもがかかとの痛みを訴えたら、まずはかかとに加わる負担を減らすために、運動を一時的に制限します。
毎日履いている靴があっているか、歩きかたがおかしくないかも診察します。
痛みが原因で歩き方がおかしくなり姿勢が悪くなることも考えられます。
痛みが発生した際に、何が原因でどこが悪くなっているのか
ちゃんと把握して施術を行うことも重要です。