こんにちわ!
整骨院アークの松永です!
今回は、扁平足によって引き起こされる
足に痛みについてお話しします!
扁平足とは?
扁平足とは、足のアーチ構造にゆがみが生じて土踏まずがなくなった足のことを指します。
足のアーチは、二足歩行をする際に足への衝撃を吸収したり、
アキレス腱に加わる力をつま先に効率よく伝えたりする働きがあります。
扁平足になると
歩行時の衝撃が吸収できなくなり、足首・膝・股関節・腰に負荷をかけてしまいます。
負荷がかかった状態で、毎日歩いたり・走ったり・スポーツをするということは大変危険なことです。
例えば、体重に対する膝関節の負担を考えると
歩く場合は平地で3~4倍、階段の昇降で6~7倍の負荷が膝にかかると言われています。
体重が3キロ増えると、通常歩行時は+12キロ 階段の昇降で+21キロの負荷がかかるということです。
恐ろしいですね、、、
この負荷が、扁平足の場合
負荷を逃すことができずにそのままダイレクトにかかります。
扁平足によって起こるお悩みは様々ですが
いくつか紹介させていただきます。
足底筋膜炎とは、足の指の付け根から踵(かかと)の骨まである、足の裏に張られている強靭な腱の膜に炎症が発生するものです。
特にこの足底筋膜が、足のアーチを形成していると言っても過言ではありません
ですので、足底筋膜の作用は
・足の甲の骨(アーチ状になって体重を支えている)を支えること
・歩行・ランニングにおいて、地面と足部の衝撃を和らげるクッション
となります。
扁平足になると、この足底筋膜が過剰に牽引されて付着部や、土踏まずのあたりに痛みが発生します。
スポーツをしている方に多い症状です。
足底筋膜炎が慢性化すると、スポーツなどの激しい運動ではなく
通常歩行時にも痛みが出てきてお出かけなどに不便が生じたりします。
・外反母趾
外反母趾とは、足の親指が外向き(外反)になることによって
親指の第一関節が腫れて痛みが出たり、人差し指と接触することで炎症を起こしたりするものです。
外反母趾になった親指は、人差し指にかかるように外側に曲がっていきます。
角度が強くなってくると、親指の第一関節が強調されて靴などに擦れることで
皮膚が肥厚したり、関節の変形による痛みを伴います。
親指は、歩行において推進力や安定感に関わります。
外反母趾になるとこの機能が弱くなってしまい
歩行時に、疲れを感じやすくなります。
扁平足になると、足の機能が弱くなり多くの症状が発生します。
症状ごとにリンクページがありますので
詳細は、リンクページでご確認ください。