セーバー病と言う病名を聞いたことはありますか??
なかなか聴き慣れない名前かと思います!
セーバー病は、足のかかと(踵骨部)に、いきなり痛みが起こる病気です。
「踵骨骨端症」とも呼ばれます。8~12歳の運動好きな男の子に多く見られる障害です。
男の子は、女の子の6倍も多く発症しています。子どもによっては、両足に症状があらわれることがあります。
セーバー病は、子どもが激しい運動をしたあとに起こりやすくなります。
かかとを浮かせて痛そうに歩いていると炎症がある可能性が高くなります
セーバー病であれば、アキレス腱とかかとのあいだに腫れが生じて、かかとの後ろ側と下側に痛みを感じます。
発育期(10歳前後)の子どもは、体の骨が未成熟のため、かかとの骨の端が成長軟骨でできて
そして成長にともない、成長軟骨は次第に骨に変わります。
しかし、発育途中の柔らかい骨の状態で、ジャンプする、力強く走る、踏ん張る、よじ登る、などの圧力(負荷)が
繰り返しかかとに加わることで、踵骨の柔らかい部分に一時的な血行障害と炎症が起こります。
セーバー病は、決してめずらしい病気ではありません。
発育期に多く見られるスポーツ障害です。また、