こんにちわ!
本日は膝の痛みについてお話ししようと思います!
膝には、半月板・靭帯・筋肉・骨などさまざまな組織が噛み合って構成されています。
それぞれの組織の問題によって、痛みの出方や種類が異なります。
例えば「階段を降りるときに膝の前側が痛い」、「長時間座った後に立ち上がる時痛い」、などなど、、、
今回は、そういった痛みによる原因について
お話ししていきますね。
痛みの出方による膝痛 分類
階段の上り下りで痛い
階段の上り下りで膝に痛みを感じる場合
一番最初に考えるのは、【変形性膝関節症】です。
変形性膝関節症は、40代以上の男性で約40% 女性で約60%の方が持っていると言われています。
加齢によって膝関節を構成している骨が変形し、周辺の組織に炎症を引き起こします。
階段の上り下りでも特に階段を降りる動作に、痛みが発生しやすくなります
運動時の膝下の痛み
運動中もしくは、運動後に膝頭の下あたりに痛みを感じる場合
【オスグット病】・【ジャンパー膝】などがあります。
【オスグット病】とは
成長期に頻発する代表的なスポーツ疾患で、膝のお皿の下の骨「脛骨粗面(けいこつそめん)」が隆起し、腫れと痛みが生じます。
脛骨粗面には、太ももの前面の筋肉である大腿四頭筋が付着しており
成長期で、まだ完全な骨になっていない状態で
過度な運動、大腿四頭筋のケア不足による柔軟性の低下が重なると
付着している脛骨粗面を大腿四頭筋が牽引し、痛みが生じます。
【ジャンパー膝】とは
膝蓋腱炎とも呼ばれ、ジャンプや着地、ダッシュやストップなど、
急激な動作を繰り返すことによって、膝蓋腱に生じるスポーツ障害の1つです。
これも成長期に好発します
座った状態から立ち上がりの時の痛み
座った状態などの、長時間同じ姿勢の後に動き出しの際の痛みは
【変形性膝関節症】
長時間同じ姿勢によって、膝周辺組織の血流が悪くなり
動作時に、関節・骨にストレスがかかります
通常の関節なら、負担を軽減できますが変形性膝関節症の方は、
関節や骨に直接ストレスがかかり痛みが発生します。