東洋医学では体の機能を『五臓六腑（五臓五腑）』に分類する考え方があります。

それらは季節とつながりを持っていて、密接につながっています。

また、それぞれの特徴があり、それらを知っておく事で、健康に過ごす事ができるようになります。

では冬の季節はどの臓器とつながっているのでしょうか？

冬の寒さによって負担がかかりやすいのが腎臓の「腎」と言われています。

また腎は生命力のタンクの役割をしています。

ですので、エネルギーを蓄える腎が弱ってしまうと、老化が進むと考えます。

実際に冷えて血行が悪くなるとくすみ、シミ、クマ、たるみなど、肌の老化が進んでゆきます。

つまり、冷え対策はエイジングケアにもつながるのです。

腎の働きを助けるには、特に腎のある腰を冷やさないようにする事が大切です。薄手の腹巻きや使い捨てカイロなどの防寒グッズを活用する事も良いですね。

また、東洋医学では、黒い食材は腎の働きを助けて血行を良くします。

黒ゴマ、黒きくらげ、黒豆、海藻類などの黒い食材を意識して食べるとよいですね（＾＾）

さらに、驚きすぎたり、恐れすぎたりすることも腎の機能を低下させる原因となります。

（ストレス性の腰痛はこれに該当します。）

過度な緊張やストレスを溜めずに、日々解放してあげる工夫も必要ですね。

本格的な寒さに負けないように、しっかりと防寒対策し、黒い物を時折意識して摂りながら、心穏やかに過ごすことを心がけましょう。

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