こんにちは！神門鍼灸整骨院アークです☆

当院に来られる患者さんから、よくこんなご相談をいただきます。 「先生、なぜか左側の首だけがいつも痛いんです…」

「朝起きたら、右側だけ向くことができなくて…」

左右均等についているはずの首なのに、なぜか「片方だけ」に不調が集中する。これには、実は明確な理由があります。

今日は柔道整復師の視点から、あなたの首を片方だけ苦しめている「犯人の正体」を解き明かします！

片側だけ痛む3つの「あるある原因」

「片方だけ痛い」場合、その場所だけに問題があることは稀です。多くは、生活習慣の中での「アンバランス」が限界を超えた時に悲鳴を上げます。

① 無意識の「片寄り」習慣

まずは、ご自身の生活を振り返ってみてください。

• いつも同じ肩にカバンをかけていませんか？

• PCのモニターが、正面から少しズレていませんか？

• スマホを見る時、いつも同じ方向に首を傾けていませんか？

ほんの数ミリのズレでも、毎日何時間も続ければ、片側の筋肉（特に肩甲挙筋など）は引き伸ばされ続け、酸欠状態になって悲鳴を上げます。

② 土台である「骨盤」の歪み

首は、背骨という一本の柱のてっぺんに乗っています。その柱の土台は「骨盤」です。 もし、足を組む癖などで骨盤が数ミリでも傾いていたらどうなるでしょう？

倒れないように背骨がカーブし、最終的に首の筋肉がグッと踏ん張って、頭の重さを支えることになります。この時、負担がかかるのは決まって「片側」だけなのです。

③ 「利き腕」による筋膜の引っ張り

私たちは利き腕を多く使います。特にPC操作や手作業が多い方は、指先から腕、肩へとつながる「筋膜（筋肉を包む膜）」が、利き腕側にギューッと引っ張られます。 この「膜の突っ張り」が、結果として首の片側に痛みや動きの悪さを引き起こすのです。

当院ではこうして「片側の痛み」を解消します

「痛いところだけを揉む」のは、一時しのぎに過ぎません。当院では以下の3つのステップで根本改善を目指します。

1. 全身のバランスチェック まずは骨盤や背骨の傾きを確認し、「なぜそこに負担がかかっているのか」の根本原因を見つけ出します。

2. 筋膜と関節へのアプローチ 柔道整復師の技術で、硬くなった筋肉を緩めるだけでなく、動きが悪くなった首の関節（椎間関節）を正しい位置へ導きます。

3. セルフケアのオーダーメイド指導 あなたの「使い癖」に合わせた、片側の負担を減らすための簡単なストレッチや姿勢のアドバイスをお伝えします。

最後に：我慢は「こじらせ」の元です

「片方だけだし、そのうち治るだろう」と放置すると、体がその歪んだ状態を「普通」だと勘違いしてしまい、治りが遅くなることがあります。

• 首を回すと、ある方向だけピキッとくる

• いつも同じ側の肩が重い

そんなサインを感じたら、ぜひ一度、体のバランスを整えに来てください。 「あ、両方が均等に動くってこんなに楽なんだ！」という感覚を、ぜひ実感していただきたいです。

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